なぜ競技と仕事を両立するのか
会社で働き始めて感じた事があります。
誰しも「何のために働いているのか」と自問自答する時が来るのではないかという事。
私自身も考えた時期がありました。
そして出した答えは、「将来の選択肢を増やすため」でした。
選択肢のある人生こそが、自分自身の幸せな生き方であると確信しています。
これまでの進路選択に関してもそうでした。
だから数字にこだわる。
仕事で将来の選択肢を増やしつつ、自分のやりたい事をやる。
そして「自分のやりたい事をやる」というのは、人生で絶対に外してはいけない選択肢のような気がします。
だから私はアスリートとしての自分は捨てませんでした。
一時期は「20代後半で引退し、仕事のキャリアをスタートさせよう」
そう考えていましたが、今は全く違います。
プロアスリートである事に価値を感じているのは、報酬の金額だけではありません。
プロアスリートでなければ、出会えなかった人たちがいます。
自分の人生を豊かにしてくれるものは何か?
私は「人との協業」だと考えています。
プロアスリートという職業は、活動出来る年齢に限りがあります。
それをフイにしてはいけない。
プロアスリートとしていられる限り、デュアルキャリアを貫く。
これが今の私の根幹を成しています。